アトピー性皮膚炎克服日記 最初の脱ステ失敗

 

 

アトピーで悩んでいる方、アトピーのお子様をお持ちのママさんに

少しでも参考にしてもらえれば…という気持ちで書いています。

 

 

良ければお付き合い下さい。

 

 

 

 

今回は脱ステロイドをしようと思ったきっかけを綴りたいと思います。

 

 

 

 

 

娘がアトピー性皮膚炎と知ってから、アトピー性皮膚炎について無知だった私は

 

かかりつけの小児科や皮膚科の先生の話を全て信じて治療してきました。

 

 

 

ステロイドという薬は決して怖いものじゃない。

付き合い方次第で改善する事はある。

 

 

 

使い方を間違わなければ良いだけだ。

簡単に言うとそんな話をされた記憶があります。

 

 

 

 

 

娘が生後6ヶ月でアトピー性皮膚炎と言われた時はショックでしたが

ステロイドという治す薬があって、頼りになる先生もいる。

 

 

きっとすぐ治るという

変な自信があり、あまり深く考える事はありませんでした。

 

アトピー性皮膚炎の事をそこまで恐ろしいとは思っていなかった事

子供のうちだけできっと大きくなれば体質も変わっていくという変な理屈を自分に言い聞かせていたのかもしれません。

 

そして、自分自身も子供の頃アトピーだったものの

特に難しい事をせずに気付いたら治っていたという経験があったからかもしれません。

 

 

それからは、ステロイドと保湿剤をぬる日々。

 

少々湿疹が酷くなっていても

お風呂上がりの肌にステロイドをぬると、

 

次の日の朝には湿疹など何もなかったんじゃないかと思わせるほど

ツルツル肌になってる事に感動していました。

 

 

 

このステロイドという薬はなんて素晴らしい薬なんだろうと思ったことすらあります。

 

 

 

そんな事を続けること4年。

娘は幼稚園へ入園し、ステロイドを定期的に塗っているお陰で

話さない限り誰にもアトピー性皮膚炎なんだと思われることもないほどでした。

 

 

でも私の中で不安な気持ちが少しずつ大きくなっていました。

 

 

先生は少しずつステロイドをぬる期間の間隔を広げて、

 

最終的には保湿剤だけで過ごせるようになりましょう。

 

 

そういうっていたはずなのに

もう4年も経つのに、ぬらない間隔を開けるとプツプツが出てきて、痒くなる。

 

 

ぬれば良くなるのに、ぬらない日々が続くと出てくる。

 

 

 

一体いつになれば保湿剤だけで良くなるんだろう…？

 

 

 

 

 

 

そして、よく先生が言っていたのが

小学生くらいになれば自然にアトピー性皮膚炎が改善する子が多い。という話。

 

年中組に入った娘には、あと2年なのに変化はないもない。

 

このままで本当に大丈夫なの！？

と不安をずっと感じていました。

 

またステロイドを長く塗っている肌の

体毛が濃くなっているという副作用も感じるようになりました。

 

特に背中の毛が濃くなっていってる気がして。

 

女の子なのに心配という気持ちもあり…

 

 

 

 

その不安を払拭したくて、幼稚園へ通っている子供を持つママさんで

アトピー性皮膚炎を治そうとしている方のブログを探すもののなかなか見つからず…

 

 

検索するとやはりアトピー関連の商品

皮膚科のサイトなど、本当に求めている

子供がアトピーで治そうとしている！という方のブログにたどり着けませんでした。

 

そして、子供のアトピー性皮膚炎が良くなった、完治したという内容のブログを見つける事はなかなかなく

本当にそんな人いるのだろうか…

と思うようになりました。

 

 

 

そんな時に偶然みた成人アトピーの方の壮絶な脱ステのブログを見て

私は子供の脱ステをする事を決意しました。

 

 

ステロイドさえあればなんとかなる！

ステロイドさえあれば、アトピーのことを忘れて生活できる！

 

 

 

でもこのままダラダラとステロイドを使い続けると

同じようにステロイドが効かなくなる日が来て

壮絶な脱ステをする日が来るのではないか。

 

そんな事を防ぐ方法は、少しでも早い段階で脱ステをするしかないのではないか。

 

そして、その脱ステをするのは早い方がいいのではないか。

 

子供の時にしなければ、もう脱ステに挑戦するには

学校や仕事を休むなど色んなものを失う経験をしなければいけないなではないか。

 

そんな風に思うようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

まず、ステロイドという薬がどんなものなのかという基本的なところから勉強することに。

 

 

そこで知ったのが

基本的にステロイドというのは

アトピー性皮膚炎を治す薬ではなく

炎症を抑える薬である事。

 

 

そして、抑えるという事は体の中に体が出そうとしているものを閉じ込めている行為である事。

 

ステロイドをぬる事でアトピー性皮膚炎が、

余計に治らなくなっているという事。

 

 

 

そんな薬を皮膚科の先生が進んで使っている事に

もぅ私は何を信じればいいかわからなくなってしまいました。

 

 

 

 

そんな混乱から、私は突然ステロイドを全くぬらないという

今考えると絶対に成功しない方法で脱ステデビューをしたのでした。

 

 

脱ステ始めて2日間はいつもと変わらず生活できたのですが

 

3日目で少しずつ娘のお腹や背中にアトピーのプツプツが出始め

 

 

5日後には、無意識に掻きむしるようになり

 

1週間後には娘が痒みから夜寝られないほどになってしまいました。

 

 

これが1番最初に脱ステを始めた頃の娘のお腹の写真です。

 

娘の場合、赤くただれるような症状より

このように赤いプツプツがお腹や背中に出る感じで。

 

 

これが見た目以上に痒いらしく

夜にボリボリかく音が聞こえてきて

 

 

さらには痒くて泣き出したりすることもありました。

 

 

 

そんな痒くて辛そうにする娘を見ていられず、

旦那さんとステロイドをぬる、ぬらないの喧嘩をしたり

私も夜に何度も起こされる日々に限界を感じて、

 

また渋々ステロイドをぬる。という脱ステ失敗を体験しました。

 

 

多くの方がステロイドは怖いと感じても手放せないのはこういう事情があるからだと思います。

 

 

 

 

 

もぅものすごく長くなったので、次のブログに続きます。。。

 

 

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